2024.02.16
ヤマモトホールディングス中核企業、株式会社山本清掃では、2050年のカーボン
ニュートラル達成に向けた取組に着手し、この度、国際的な目標に整合すると
判断され、SBT認証を取得しました。
■山本清掃の取り組み
株式会社山本清掃では、その取り組みの第一段階としてCO2排出量の見える化を
実施。温室効果ガスの排出量を算定し、報告する際の国際的な規準であるGHG
プロトコルに基づき、温室効果ガス(GHG)排出量のスコープ1,スコープ2を
それぞれ算出しました。
スコープ1:自社での燃料の使用等による直接排出(弊社では主に運搬車両に使用する軽油・ガソリン)
スコープ2:自社で購入した電気・熱の使用等による間接排出(弊社では主に各事業所の電気)
■中長期目標
また2050年のカーボンニュートラルを目標とし、中長期的な目標を設定。
2030年までに2022年度比でCO2排出量を42%削減を目標設定しています。
■目標達成のための方法
Scope1
・「配車ソフトによる高燃費運転の実践」「トラックの定期的入替えによる低燃費化」など
Scope2
・「工場や事務所での光熱費の削減」「自然エネルギーの導入」「工場作業の効率化」など
を会社方針として実践していきます。
その他の施策として
「社有車への電気自動車の導入」・「バイオ燃料への切替」・「森林経営」・「Jクレジットの活用」
など考えられる手段は積極的に行っていきます。
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(中小企業)SBTとは
SBTとは、企業が環境問題に取り組んでいることを示す目標設定のひとつで、2015年のパリ協定(気候変動問題に関する
国際的な枠組み)で誕生しました。『Science Based Targets』の頭文字を取った言葉で「科学的根拠に基づいた目標
設定」と訳されます。ここでいう目標設定とは、産業革命以降の気温上昇を2℃未満(もしくは1.5℃未満)に抑えると
いう国際的な目標に整合するよう、各企業が基準年に対して2030年に温室効果ガスの排出削減を何%削減するかという
具体的な目標設定です。
SBTの中でも、『中小企業SBT』は従業員数500人未満の企業を対象にしたもので「事業者自身が直接排出する温室効果ガス
(Scope1)」と「他者から供給された電気などの使用により、間接的に排出する温室効果ガス(Scope2) 」の削減が目標
設定の対象になります。
(中小企業)SBTとは
SBTの認定と運営は「CDP(国際NGO)」「UNGC(国連グローバル・コンパクト)」「WRI(世界資源研究所)」
「 WWF(世界自然保護基金)」の4つの組織によって行われています。
日本では、環境省が「グリーン・バリューチェーンプラットフォーム」でSBT全般についての資料提供を行っています。
SBT認証取得企業数(中小企業SBT認証取得企業数)
2024/2/15現在、SBT認証取得企業は、全世界で7657社となり、この内、日本におけるSBT認証取得企業は758社となって
います。
SBT公式サイトはこちら(英語版)
SBTの当社社名掲載ページはこちら
(ページ下部のTarget dashboardの検索窓に「Yamamotoseisou Co.,Ltd」と入れていただくと社名が確認できます)